日本のプロテスタント教会の歴史は、150年になりました。横浜開港と同時にアメリカやヨーロッパなど様々な国から宣教師が来られました。
もちろん、過去にフランシスコ・ザビエルをはじめ、戦国時代から日本の宣教のためにスペイン、ポルトガルなどから、沢山の宣教師がこられました。
しかし、キリスト教禁教令により、世界の歴史に残るほどの大迫害があり、日本の宣教の働きはストップしてしまいました。長崎市の西坂の丘で殉教された26聖人をはじめ、数十万人のクリスチャンが迫害によって命を落としたのです。
今、彼らの祈りにより、平和な時代が来ています。しかし、日本の宣教の働きは、依然として進展発展が阻害されています。
沢山の宣教師の活動によって、多くの魂が救われましたが、天皇制の元での信教の自由の制限により、特に第二次世界大戦中において再び、国家からの迫害おこりました。
真の神様を否定する国や人は、非常に厳しい困難に陥ります。日本は、残念ながら世界に類のない核兵器による戦争の被害を受けました。
問題なのは平和になっても、霊的な状況は、それほど変化が起こっていません。クリスチャン人口は増加するどころか、減少しつつあります。
なぜでしょうか?日本のキリスト教界にこうした状況について、危機意識が不足しているのでしょうか。毎年3万人を超す自殺者が発生し、精神の病に陥る人は、数知れません。会社の健康診断で精神のうつ状態のチェックをする時代となっています。
しかし、主はご計画をもっておられます。成就に向けて着実に「神の塔」の建設をすすめておられます。私たちは、悔い改めてもう一度信仰にしっかりと立つ必要があります。
神の計画を信じ、神の御心を行なっていきましょう。祈りをとおし、預言をとおし、神の御心を捉えて、御心のみを行ないましょう。人の考えでなく神の方策を聞きましょう。
神の計画の成就の時が近づいています。
「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています」 ローマ8:28
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